2010/12/27

瀬戸麦藁手猪口


水野半次郎作

しばらく風邪でへばっていたので栄養をつけなくちゃと、瀬戸に有名な鰻屋さんを訪ねてみました。1時間ほど待つ間、辺りを散策しましたが、街中の陶器屋には見るべきものもなく、がっかり。鰻は大きくてしっかりと身が厚く、人気があるのも納得でしたが、あまりにもプリプリで生々しくて、タレも甘辛くて濃くて、私にはちょっと…。店中に充満する煙に燻されて、自分が鰻になったみたい。というわけで、まあ、いろいろ残念。

腹ごなしのため、また、我が身に浸み込んだ薫香(?)を飛散させるため、「窯垣の道」まで足を延ばしました。しばらく歩くと、立派な「登り窯」が遺っていました。とても大きく、内部も広い。


奥様に御案内いただき資料館も拝見した後、ギャラリーで目に留まったのが、この蕎麦猪口。陶器には全く興味も知識もないのですが、シックな色柄と手に持った柔らかさが気に入りました。これで蕎麦焼酎をお湯割りで(^^♪ などと想いつつ。

かの白洲正子さんも愛用されたそうです。 瀬戸本業窯 

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