2011/09/14

名月を

中秋の名月の夕,
月の出を見ようと坂を上ったり下ったり…

カメラ忘れて(忘れず持っていたところで,うまく撮れないミニカメラですが),
立派なカメラを三脚に構えた人々に混じって,携帯で。

2011/09/07

そうだ 宇治,行こう。

京都駅で思いつき,宇治まで足をのばしてみました。

かの平等院は今いかに…

建物自体は構造的な美しさは保たれているものの,永年の風雪にさらされ,かなり残念な状態。がっかりして意気消沈。疾く復元作業されたし。

そのかわりといってはなんですが,立派なミュージアムができていました。
この中で仏像や装飾品などを間近に見ることができます。
特に雲中供養菩薩は素晴らしかったです。繊細な彫刻で,流麗,美しく嫋やかです。


切手にされたり,
復元CG化や,復元模刻も進められているようです。



阿弥陀堂の拝観も,台風の影響で人出が少ないので「本日は待ち時間ありません」とのことで,すんなりと。
本尊は修復されたばかりだそうです。
とはいえ,創建当時の状態を復元するのではなく,現状維持という目的での補修,つまりこれ以上損壊が進行しないようにとの防止策という修復方針。夢のような極楽浄土を実際に再び目にすることはできないようです。

「復元」については様々な考え方があり,悩ましいところでしょうが…

創建当時はこんな感じだったようです。

 

平等院

せっかく復元するのなら,ここまでやっていただきたいと思います。

そして,宇治といえばお茶だんご。
よく宇治土産にいただいて美味しかったおだんごの記憶を辿りつつ,
どのお店かな…

参道に2軒お店があったので食べ比べたところ,
思い出の茶団子はどうやら宇治駿河屋のものだったようです。
濃いお茶の色,香り,そしてもっちりした歯ごたえ(^^♪

Vermeer展

京都に行ったついでに『フェルメールからのラブレター展』を見てきました。

フェルメールの作品は3点だけなので,かなり構成が工夫されていました。
台風が過ぎたばかりで,通常より来館者数は少なかったようですが,
それでも館内は混み合っていました。
一番最後の部屋にフェルメール作品があることを,事前に確認しておいたので,
とりあえず混雑をスルーしてフェルメールの部屋で遠巻きに鑑賞。
そして改めて気になる作品を中心に,一巡し,再びフェルメールへ。

展示構成の妙もあったのかもしれませんが,
「やはりフェルメールは別格,光が違う,画面構成が違う,色も違う!」と,
際立った作家であるように思われました。
光の美しさや空気の透明感,そして深く輝く青は,
撮影技術や印刷技術が向上したとはいえ,映像や画集では味わえないものでした。

豊田にも行ってみようかな,と思ったら終わってました(T_T)/~~~