2010/10/02

左岸つながり…そして幻のカフェ

蕎麦ツアーの折りに近くのカフェを探して左岸というお店に立ち寄りました。こちらは以前は料亭だったそうですが、元々は十六銀行創設者である渡辺甚吉邸。お店の奥にも広いお庭や建物が続いているそうです。
いただいたカードを後で見てみると…  あれっ、rive gauche?
ああ、左岸すなわちrive gaucheだったのね。
パリのセーヌ川左岸といえば、小粋でおしゃれなエリア。うむ、たしかにこちらのお店も岐阜の長良川左岸にあります。地図上では、なんとなく似ていなくもないかも(^_^;)
そういえば、カウンターの後ろの壁に19世紀のパリ市街を描いた大きなエッチングが飾ってありました。素敵なマダムのお話では、芸術家の御主人もパリがお好きだとか。

ところで、rive gauche(リヴ・ゴーシュ)にピンときた方、いらっしゃいませんか?かつて八事石坂にあった名店です。私の中ではカフェとしてはベストのお店です。(注:レニエ云々とは全く別店です)
久しぶりに検索したところ、画像を見つけました。cafe de rive gauche…なんと懐かしい!
お店の佇まい、静かで落ち着いた雰囲気、(矛盾していますけど)暗くて明るい店内、おいしいコーヒー、そして衝撃的においしいチーズケーキ…好きでした。(思い出は美化されるものでしょうか)
が、いつしかお店は無くなり、検索すれどもその後の消息もわからずじまい。congari cafeまでは往時の面影をようやく留めていたのですが、今はもうまったく… 
いったい、あのお店はどうなってしまったのでしょう、あのマスターの行方は?

もし何か情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、お知らせいただけると嬉しいです。


2 件のコメント:

  1. mimosaさま、早速お邪魔いたします。
    あまりにも懐かしくて。
    リヴ・ゴーシュは15年ほど昔に一度行ったきりでしたが、とても印象に残っています。
    コーヒーも、チーズケーキも、昼間なのにほのかに暗くて、ハイジのおんじの家のような雰囲気で。
    当時の自分には大人びた空間過ぎて、どうして良いものやら落ちつかなかった記憶です。
    今だったら、きっとお気に入りの場所になっただろうに、と思いながら今はあの道を時々通ります。

    岐阜の左岸さん、10年近く前に伺ったきりでしたが健在と判って嬉しいです。また行ってみようと思います。
    長々と失礼しました。

    返信削除
  2. きささま
    ありがとうございます。

    rive gauche...たしかに印象的で大人な空間でした。
    どこにでもありそうで、どこにもない。
    あのようなお店、ご存知でしたら教えてくださいね。

    きささまのブログも楽しみにしています。
    今まで知らなかった美味に出会えそうで嬉しいです。

    返信削除