件のNORO毛糸です。
後先考えずに買ってきてしまったので、何を編もうかとず~っと考えていました。
幅の広いショールの途中に両腕を通す穴のあるデザインを見つけたので、とりあえず編んでみることに。
棒針で編み始めたのですが、しばらく編み進むうちに、針に糸の重さがかかって重くて動かしにくくなってきました。手や腕だけでなく肩首にまで影響が及びます。特に右手首の負担が大きすぎます。(そうでなくても日々キーボードやマウスで負担がかかっているのですから)
これはまずい!、何か楽な編み方は他にないものかと「アメリカ式」という、右手で糸を持って針に巻きつける編み方を試してみました。が、たしかに重さのかかる右手の負担は軽減されるものの、とても面倒でしかも時間がかかります。ちっとも進まないので止め。
裏編みはさらに右手の手首の負担が大きいので、左手にかけた糸の方をまきつけるように人さし指を回すようにしてみたり、左手の親指と人さし指で糸をもって針に巻きつけてみたり、など試してみました。
いかに重さを回避して右手首の負担を軽減するか、がポイントです。
編みながら、「右手で編む」という観念に誤りがあるのではと思い至り、右手をなるべく動かさないように固定して、「左手を動かすことで編む」ようにしてみました。
編み方について調べたところ、『基礎技法徹底図解』が
こちらのサイトに掲載されていたので、参考にしました。
結局、輪針に替えて、あれこれ考えながら編んでいます。
「習うより慣れろ」とよく言われるように、たくさん編んでいるうちに合理的な編み方を身につけることができるかもしれませんけど。
でも、何事につけ職人さんは合理的で美しい動きや身ごなしをされます。
編み物にも長い歴史があるので、身体に負担のない合理的な動かし方があるはずだと思います。
どんな秘訣があるのでしょうか・・・